俳優コース

Actor

俳優コース紹介
東京校

俳優コース

片岡鶴太郎、高島礼子、中村芝翫、檀れい、大島優子など、実力のある俳優が所属する太田プロ・ドラマ部が、次世代の俳優を育成します。

太田プロの俳優として必要な演技力と、表現力を太田プロメソッドで鍛える。

まずは基礎になる発声や滑舌、アクセントを徹底的にマスター。テレビ演技、舞台演技、ミュージカルなど各ジャンルの稽古を積重ねていきます。業界とのつながりの深い太田プロだからこそ直接、監督から教わり、プロと共にステージに立ち、プロと共に経験を積みながら、実践的な表現力を磨いていきます。

「経験がなくても魅力ある素材を持っている新人」
「経験はあるけど今まで所属チャンスに恵まれなかった方」
「太田プロで開花したい人!」
にはチャンスです!

  東京校
期間 2024年4月~2025年3月卒業 (1回3時間程度/全45回講義)
日程 毎週 水曜日 18時〜
備考 GW・夏季1週間・冬季1週間を除く
授業のほかに別日に、課外授業などあり

インタビュー

中村芝翫

役者にとって一番大事なもの。それは、感性です。

演じるというのはまず、感性が大事なんです。役者になるからやらなくていいものなんて、実は何一つないんですよ。例えば、うちの子供は大学生と高校生と中学生の3人なのですが「お父さん、役者になるのに算数なんて必要ないよ」なんていろんなことを言います。でも、役者にとって必要じゃないものなんて絶対にないんです。いろんなものに興味を持ち、常に感性を鋭くすることが一番大事なんです。

歌舞伎もドラマも映画も、表現の違いはありません。

芝居をする、物事を演じたりするのは、表現をすること。歌舞伎役者と現代劇役者との根本的な違いはありません。もちろん、カウンター商売とお座敷商売の違いはあります。カウンターは、お客さんと対面になるので器や仕入れや調理方法などのこだわりを話したら、すぐに反応が返ってきます。それが舞台です。お座敷は、テレビや映画のようなもの。女中さんがお客さんの前に料理を運んでくれるので、すぐに反応はありません。下がってきた器と会話をするしかないのです。
昔は周りの環境により難しかったのですが、今の時代は現代劇にも歌舞伎役者が多数出演しています。表現は同じなんですよ。

芸は決して、傲慢になってはいけないんです。

実は、大学生の長男も太田プロにお世話になっています。これからどうなるかは分かりませんが「歌舞伎だけではなく、幅広く仕事をしたい」と、彼は言っているんです。
跡を継いで歌舞伎役者になっても、判で押したような役者だったらつまらないでしょ?太田プロエンターテインメントカレッジも同じで、類似したような人が現れても全然面白くない。個性を持ってください。でも、芸は決して傲慢になってはいけないんです。
幼い頃より、とある大物喜劇役者さんが大好きで、うちの父親のポラロイドカメラを盗み出し新橋演舞場の楽屋に行き「芝翫の息子ですけど、先生に会わせてください」と言って会わせてもらったことがあるんです。当時、小学4年生か5年生だった僕。その大物喜劇役者さんに「君も歌舞伎役者になるの?」と聞かれ「なります」と答えると、「芸は傲慢になっちゃいけない。芸っていうものは、自分の一番いいタライに一番いい水を張って、楷書で字を書くようなもんや。一生懸命楷書で字を書いても、後には残らん。これが芸ってもんや」と、教えていただきました。ポラロイドカメラで写真も撮ってくださったんです。すごく、印象に残っています。

役者は“何かが足りない”と、一生思い続けるもの。

二代目尾上松緑さんという、憧れの人がいらっしゃったんです。歌舞伎役者はお化粧を自分でするのですが、17歳位の時に「眉毛が、毎日同じように描けない」と松緑のおじ様に相談すると「いいんだよ。毎日、眉毛が同じように描けたら芸が止まるんだよ。毎日、同じような顔をしようとしてもできやしないよ。そりゃそうだよ、女だって好きな男に会いに行ってデートしようとする時にな、いい顔に見せようと思うから変な顔になるんだよ。毎日毎日よくなろうとするから、女は綺麗になる。役者も同じだよ。同じ顔ができるようになれば、芸がそこで終わったと思え」と、教えていただきました。
役者は、満足したら終わりです。毎回、演じる度に“何かが足りない”と、一生思い続けるんです。

俳優コースのカリキュラム

ファンデーション(基礎知識)
○発声・滑舌・アクセント ○演技・演出 ○コミュニケーションスキル
スペシャライズド(専門知識)
○ドラマ演技 ○ヴォイストレーニング ○フリートーク ○舞台演技 ○演技基礎 ○ステージパフォーマンス ○ジャズダンス ○殺陣アクション ○表現基礎 ○表現実践 ○朗読 ○ナレーション など
エクステンション
○バラエティコース講義参加 ○舞台鑑賞 ○新人オーディション参加 ○卒業制作舞台活動など

俳優コース1期生卒業制作映画「WS」

俳優コース1期生卒業制作映画
「WS」

俳優コース2期生卒業制作映画「僕らの日常、私の街、その残光」

俳優コース2期生卒業制作映画
「僕らの日常、私の街、その残光」

俳優コース3期生卒業制作映画「名無しのなあこ」

俳優コース3期生卒業制作映画
「名無しのなあこ」

卒業後の進路

4月〜9月(卒業制作出演者のみ)

仮所属生として先輩所属俳優とともに各オーディションなど経験
最終審査

10月〜審査通過者のみ

太田プロ俳優として本格デビュー

募集要項

資格
12歳〜28歳までの男女。経験不問。※未成年の方は保護者の同意書が必要です。
自力で東京校へ通学可能な方
申込手続きや電話応対がご自身でできる方
他劇団やプロダクションなどへ所属されていない方
※二重所属はできません
受付
第1回募集締切 2024年1月末日到着分まで
第2回募集締切 2024年3月末日到着分まで
第3回募集締切 (途中入学) 2024年5月末日到着分まで
(途中入学は5月末日まで可能ですが、定員次第で募集を停止する可能性があります。)
選考方法
書類選考のみ
在学期間
2024年4月~2025年3月卒業(約1年間)
募集人員

東京校 20名程度

※定員に達し次第、募集を締め切らせていただきます。

学費規定
入学金       30,000円(税抜)
年間授業料     300,000円(税抜)
プロフィール写真代 10,000円(税抜)
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合計 374,000円(税込)
学費納入規定
合格通知到着後、指定された期日(通知到着後3週間程度)までに、入学金と授業料、プロフィール写真代の合計374,000円(税込)を納入のこと。
出願手続き
オンラインにてご応募ください。
>> 詳しくはこちら
入学手続き 及び 学費納入

○期日までに納入の無い場合は、合格取り消しとなります。
○やむなく入学を辞退される場合、書面をもって入学辞退の意思を表明してください。
2024年3月29日(金)までに辞退書類が到着した場合は、入学金を除き、納入された学費を返還いたしますが、上記入学辞退の意思表明が2024年4月1日(月)以降の到着となった場合は、入学金、授業料、宣材写真代いずれについても返還できませんのでご注意ください。
○入学金、授業料、宣材写真代につきましては、信販会社のローン(要審査)をご利用いただくこともできます。ローンのご案内は合格通知に記載いたします。ローン審査可決後に入学を辞退された場合には信販会社規定のキャンセル手数料をご負担いただきます。
また遠方からの参加者のために、各校に通学圏の賃貸物件の紹介、斡旋のサービスもご利用できます。

※選考方法や選考基準などの質問には一切お答えできませんのでご了承ください。

お問い合わせ

〒160-0004
東京都新宿区四谷3-12 フロンティア四谷2階
株式会社太田プロダクション エンターテインメントカレッジ2024 係
TEL 03-3359-6263(受付時間:平日12:00〜18:00)
E-mail: oec@ohtapro.com

アクセス

東京校アクセス:芸能花伝舎
東京校アクセス

芸能花伝舎

〒160-0023
東京都新宿区西新宿6丁目12-30

地下鉄
東京メトロ丸の内線「西新宿」駅下車
2番出口より徒歩6分

東京校アクセス:太田プロスタジオ

太田プロスタジオ

〒160-0017
東京都新宿区左門町3-1
左門イレブンビル2F
TEL:03-3359-6263

地下鉄
東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」駅下車
1番出口より徒歩1分

コース紹介

考える時間は有効、悩む時間は無駄。
さぁ、いざ、ステージへ!!