新宿の笑いの未来を懸けて――太田プロ×タイタン、養成所生たちが真剣勝負!
2026年8月23日(日)、関交協ハーモニックホールにて、太田プロエンターテインメントカレッジ27期生とタイタンの学校9期生による養成所対抗戦『新宿ダービー vol.1』を開催しました!
これまで毎年夏に開催してきた養成所対抗戦が、今年から新たなステージへ。
まだ何者でもない。でも、誰よりも笑いに本気――。
同じ時代に「芸人になる」という夢を追いかける両校の現役養成所生たちが、学校の看板とそれぞれのプライドを背負い、初めて同じ舞台で激突しました。
初舞台の者、まだ人前でネタを披露した経験の少ない者もいる中、緊張感あふれるステージで、それぞれが今持てる力をぶつけ合った『新宿ダービー』。
勝ったのは太田プロか、タイタンか。
そして、この日の舞台から一歩抜け出したのは誰だったのか――。
未来のお笑い界を担うかもしれない原石たちによる、熱くて、青くて、笑いに満ちた一日をレポートします!
養成所対抗戦『新宿ダービー vol.1』開催レポート!

新宿ダービー vol.1
太田プロエンターテインメントカレッジ27期生と、タイタンの学校9期生の養成所対抗戦ライブ 『新宿ダービー vol.1』が、8月23日(日)、関交協ハーモニックホールにて初開催された。
東京・西新宿にスクールの拠点がある太田プロの養成所「太田プロエンターテインメントカレッジ」(以下、OEC)と、新宿5丁目にある「タイタンの学校」(以下、TCC)が団体戦でバトルを繰り広げる本ライブ。それぞれのスクール内オーディションを勝ち抜いた7組の芸人が、タイマン形式で2分間のネタを披露。ネタ終了後、3ポイントの持ち点を持っている審査員が、1組ずつポイントを振り分け、最終的に総合得点の多いスクールが勝利となる。

MC ストレッチーズ

審査員 ユウキロック
本イベントのMCを務めるのは、OEC出身の太田プロ芸人・ストレッチーズ(福島敏貴、高木貫太)。審査員は、漫才師として『M-1グランプリ』決勝進出の経験もあるユウキロックさんが務めた。
第一試合【OEC】パリのお頭VS【TCC】八村二塁三塁
パリのお頭は「高校野球のエースがかっこいい」というテーマで漫才を披露。ネタ終了後、ユウキロックさんから具体的なアドバイスを受けると、山本は「メモを持ってくれば良かった」と漏らし、悔しさをにじませた。一方、ボケのコオロギの父親がある企業の幹部だと知ったユウキロックさんは「(その企業には)めちゃめちゃお世話になったので、甘めに採点しました」とボケて笑いを誘った。
自己紹介で独特のリズムネタを披露したのは、八村二塁三塁。大学のお笑いサークルで出会ったふたりは、喫煙所で口ずさんだ鼻歌がきっかけでコンビを結成したという異色のエピソードを明かした。ユウキロックさんは八村二塁三塁のネタに対し、「このネタをやるなら、もう2、3歩弾けてもええんちゃうかな」と評し、今後のさらなる覚醒に期待を寄せた。
こちらは2-1でパリのお頭が勝利した。

パリのお頭

八村二塁三塁

第一試合トーク
第二試合【OEC】カトウVS【TCC】トゥーンツアー
カトウは、ハンバーガーショップにやってきた一癖ある客を演じるコントを披露。「体を張った企画にも挑戦したい」というカトウだが、好きな芸人として挙げたのはニューヨーク。高木から「全然違うじゃねーか!」とツッコミが飛んだ。ユウキロックさんは、冒頭で何の役を演じているのか伝わりにくかった点を指摘し、ディテールを詰める重要性を説いた。
トゥーンツアーは、「店員に恋をした」と明かす高橋を、相方のあきはが“ある方法”で応援する漫才を展開。元イラストレーターのあきはは、TCCに入った理由を「くりぃむしちゅーの上田晋也さんに会いたいから」と告白。事務所の先輩である爆笑問題の太田光が上田と共演していることからタイタンを選んだという。ユウキロックさんからは、声のボリュームについて助言が送られた。
こちらは2-1でカトウが勝利した。

カトウ

トゥーンツアー

第二試合トーク
第三試合【OEC】ルサルカVS【TCC】ダンズドン
浜辺で男子(小川)に愛の告白をする女の子(みはちゃん)のコントを見せたのはルサルカ。みはちゃんはTikTokで27万人のフォロワーがいるという。ネタ内に暴力描写が含まれていたため、ユウキロックさんからは「テレビでできないから勿体ない」と指摘が入る。しかし、そのネタを執筆したのが、当のみはちゃん本人だと明かされ、大きな笑いが巻き起こった。
ダンズドンは、茶道体験をテーマにしたテンポの良い漫才を披露した。ユウキロックさんは「めちゃくちゃ良かった」と絶賛。「2人とも迫力があった」「あとはボケのクオリティを上げていけば、どんどんウケていくと思う」と太鼓判を押した。だが、トークパートで彼らが別の養成所に通っていた芸歴6年目だと判明。高木から「失格!」と容赦ないツッコミが入った。
こちらは2-1でダンズドンが勝利した。

ルサルカ

ダンズドン

第三試合トーク
第四試合【TCC】アシュリーコーンVS【OEC】オンナ鉄球
ここからはTCCが先攻に。ある不祥事が発覚した教師に、生徒が容赦なく詰め寄るコントを披露したアシュリーコーン。ユウキロックさんは「言うことないくらい良かった」とベタ褒め。完成度の高さを絶賛した。トークパートでは、滝澤がサッカーのコーチを目指してドイツ留学をしていたという異色の経歴を告白。現地で8部リーグのチームに所属したものの、「周りがトルコ人しかいなかった」と当時のエピソードを明かし、会場の笑いを誘った。
続いて、ペットショップを舞台にした漫才を見せたのはオンナ鉄球。ユウキロックさんからは、山崎のキャラクター性をより活かすための“魅せ方”について実践的なアドバイスが送られた。その後のトークでは、「『オンナ鉄球』という独特なコンビ名」の話題に加え、「宮崎の新しい母親が6歳年上」という衝撃の告白まで飛び出し、会場を大いに盛り上げた。
こちらは2-1でアシュリーコーンが勝利した。

アシュリーコーン

オンナ鉄球

第四試合トーク
第五試合【TCC】円錐VS【OEC】ミヤキ
円錐は、美容室を舞台にボケの治虎が大暴れするエネルギッシュな漫才を披露。ユウキロックさんは、フレッシュで明るく元気なふたりに対し「“養成所ってこうだな”とうれしい気持ちになった」と目を細めた。ストレッチーズもわずか18歳である治虎の強烈なキャラクターに興味津々に。一方、相方の陽士は養成所に通うかたわら、現役の鍼灸師としても働いているという意外な素顔を明かした。
続いてトリオのミヤキが「お化け屋敷」をテーマにした漫才で登場。宮本と山口の強烈なキャラクターを押し出したネタで着実に笑いをさらった。ユウキロックさんは「(円錐とは違って)養成所っぽくない。真逆のコンビが出てきたけれど、しっかり笑いも取っているし、この対決が一番(審査に)悩んだ」と苦笑い。なお、センターを務める木村は「4月から社会人になった子どもがいる49歳のお母さん」であることを明かし、会場を驚かせた。
こちらは2-1でミヤキが勝利した。

円錐

ミヤキ

第五試合トーク
第六試合【TCC】モンスターのりのりVS【OEC】アヒルマスター
覆面姿とカオスな世界観のネタで会場の度肝を抜いたのは、モンスターのりのり。ユウキロックさんは「今後も覆面を続けるのであれば、オリジナル覆面を作ってみてもいいのでは」とアドバイスを送った。覆面をかぶっている理由について、のりのりは「恥ずかしがり屋で、すぐにネタが飛んでしまうから」と説明。しかし、今回もネタを忘れてしまったと言い、「結局変わりませんでしたね」と自虐で会場を和ませた。
現役高校生と40歳という異色の年の差コンビ・アヒルマスターは、小説を読む男のもとへ謎の男が後ろから声をかけてくる……というシュールなコントを披露。貫禄がありすぎる18歳の長野と、若々しい40歳の関根の並びを見た福島は「ふたりともちょうど30歳に見える」とポツリ。ユウキロックさんは、大きな年齢差を感じさせないふたりの高い演技力を称賛した。
こちらは2-1でモンスターのりのりが勝利した。

モンスターのりのり

アヒルマスター

第六試合トーク
第七試合【TCC】ピーチトリガーVS【OEC】天使ちゃん
シンバルを持って登場したのは、ピーチトリガー。“イケメン”りょうせいの強烈なキャラクターを前面に押し出したネタで、会場の空気を掌握した。完璧にキャラを作り上げたりょうせいだったが、ユウキロックさんは彼の弱点を見逃さない。「もしかして“緊張しい”ですか?」。そう問われたりょうせいが「もちろんです」と即答すると、場内からは大きな笑いが起こった。
対する天使ちゃんは、桃太郎をテーマにした正統派漫才を披露。ユウキロックさんは「間の取り方やテンポもいい」と絶賛した。トークパートでは、ボケの田邊が、芸人になる前はメディカル系上場企業で管理職をしていたと告白。「昔からふざけるのが大好きで……。ただ知らなかったんですけど、上場企業の管理職ってふざけちゃダメなんですね」と語り、会場を爆笑の渦に巻き込んだ。
こちらは2-1で天使ちゃんが勝利した。

ピーチトリガー

天使ちゃん

第七試合トーク
集計の結果、11-10でOECが勝利。『新宿ダービー vol.1』はOECが制した。

エキシビション
なお、14組のネタ終了後は、惜しくも2分ネタには届かなかった1分組がネタを披露するエキシビションも実施。OECからはオカダバニラ、よこやままなと、ハグルマ、TCCからはしわたルミ、泥小鉢、余談協定が出演し、それぞれ漫才やコントを見せた。

オカダバニラ

よこやままなと

ハグルマ

しわたルミ

泥小鉢

余談協定
有名講師にネタを見てもらい、アドバイスを受けられるだけでなく、生の舞台を経験できるチャンスがあるのが両スクールの魅力。本イベントの出演者には、高校を卒業したばかりの生徒もいれば、他の職業から転身した生徒も多数在籍している。気になる方は、各校の公式サイトを確認してみてはいかがだろうか。
次に、この舞台に立つのはあなたかもしれない。
『新宿ダービー』のステージに立った彼らも、スタートは「お笑いが好き」「芸人になりたい」という気持ちから。
経験の有無は関係ありません。
ネタを考え、相方と出会い、人前に立ち、笑いを取る。
その一歩一歩が、芸人への道につながっていきます。
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会社員、アルバイト、フリーランスなど、仕事を続けながら「芸人」というもう一つの夢に挑戦する。
「仕事を辞めないと芸人になれない」時代ではありません。
漫才・コントのネタ作りから、フリートーク、ネタ見せ、ライブ出演まで、実践を重ねながら「芸人として舞台に立つ力」を磨いていきます。
働きながら芸人。
仕事も、お笑いも。二刀流という新しい選択肢。
そして、来年の『新宿ダービー』で太田プロの看板を背負って戦うのは、あなたかもしれません。
考える時間は有効、悩む時間は無駄。
「芸人になりたい」と思ったその瞬間が、スタートです。
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