2026年9月12日(土)芸人コース特別講義を開催!
「面白くなる努力」と同じくらい、「世の中に見つけてもらう努力」を。
芸人コース・野中先生の講義に、元日本テレビの演出家・ディレクターの橋本氏をゲストにお迎えし、特別講義を実施しました。
今回のテーマは、テレビの現場を長年経験してきた
“テレビマンの視点”から考える「売れる芸人とは」。
橋本氏からは、ディレクターと芸人には共通点があるというお話がありました。
「最初から才能があるかどうかなんて分からない。自信がなくても、夢中になってやり続けているうちに、少しずつ形になっていく」
考え、試し、失敗し、また試す。
その繰り返しの先に、自分なりのスタイルが生まれていきます。
売れる芸人は何を考えているのか?
講義では、実際に活躍する芸人の例を挙げながら、「売れる芸人」に共通するポイントを解説していただきました。
・その場で何が求められているかを理解する
・自分が必要とされている役割を考える
・自分がどう見られるかを設計する
・芸風を“売れる形”までブラッシュアップする
・考え、試し、圧倒的な量を積み重ねる

さらば青春の光さんのように「どこまでやっていいのか」を見極めながら、自分たちが面白いと思うことをやり続けること。
とにかく明るい安村さんのように、その場で求められたことに全力で食らいつくこと。
それぞれの芸人のスタイルを例に、「売れ方にひとつの正解はない」ことを学びました。
テレビマンは芸人のどこを見ている?
人気番組『有吉の壁』を例に、テレビの現場で芸人のどんな部分が見られているのかについても解説。
その場所をしっかり生かせているか。
演技力、キャラクター、地肩があるか。
そして、うまくいかなかった時にどう対応するのか。
「また呼びたい」と思うのは、失敗しても必死にもがき、真剣に面白いものを作ろうとしている人。
テレビマンがすべての答えを持っているわけではなく、「誰が、何をやったら面白くなるのか」という化学反応を起こす“触媒”でもあるというお話が印象的でした。

自分を信じることと、客観視しないことは違う。
今回の講義で特に強調されたのが、自分自身を客観的に見る力です。
「自分を信じること」と「自分を客観視しないこと」は違う。
今、自分がどう見られているのか。
自分のネタやキャラクターの何が面白いのか。
何を変えればもっと伝わるのか。
「自分を他人のように見ることができるか?」
芸人として成長していくための大切な視点を教えていただきました。
面白くなる。そして、見つけてもらう。
賞レースに全力を注ぐことも大切な道のひとつ。
一方で、YouTubeやTikTok、小劇場など、別のルートから自分の面白さを届ける方法もあります。
自分には何ができるのかを考える。
作る。反応を見る。そして、また作る。
YouTube「本日も絶対絶命。」
さらにSNS時代のコントについては、スクロールする手を止めてもらうための「最初の2秒」の重要性も解説。
「コントを見ようと思っていない人に、どうやってコントを見てもらうのか?」
最初の2秒で「何これ?」と思わせる違和感を作るなど、ネタそのものだけでなく“届け方”まで考える実践的な講義となりました。
面白い芸人になること。
そして、自分の面白さを理解し、世の中に届けること。
プロのテレビ制作現場を知る橋本氏だからこそ聞くことのできた言葉の数々に、生徒たちも大きな刺激を受けました。
橋本様、貴重なお話をありがとうございました!

<橋本 和明 氏>
株式会社 WOKASHI 代表取締役/演出家・プロデューサー
1978 年、大分県出身。東京大学大学院修了後、2003 年に日本テレビ放送網入社。 『有吉の壁』『有吉ゼミ』『マツコ会議』など、数々の人気バラエティ番組の企画・演出を担当。『24 時間テレビ』では 2018 年、2021 年に総合演 出を務める。
バラエティのみならず、ドラマや舞台の演出・プロデュース、PrimeVideo『THEゴールデンコンビ』Netflix『ファイナルドラフト』、ABEMA『愛のハイエナ』など配信コンテン ツも幅広く手掛ける。
現在は株式会社 WOKASHI 代表取締役として、テレビ・配信・舞台などジャンルを越えて活躍している。
太田プロエンターテインメントカレッジでは、講義や特別講義を通じて、現役で活躍する業界関係者と直接関わり、その言葉や考え方、プロの現場で求められることを吸収できる機会を設けています。
ネタを磨くだけではなく、「自分の面白さをどう届けるか」まで実践的に学びながら、プロの世界を目指していきます。
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募集要項・カリキュラムなど、詳しくは当HP内「芸人コース」をご覧ください。