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2022.12.05

名古屋校12期生募集中!11期生スナイパーキトーにインタビュー!

スナイパーキトー
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2023年4月開校!名古屋校12期生募集中!

名古屋校12期生募集中!

紆余曲折を経て芸人の道へ
名古屋から光(OEC)が見えた!?

スナイパーキトー
ヤーション
僕とカツキは静岡県出身でいま28歳。小学2年生からの幼馴染なんです。中学生になったある日、カツキが『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)のDVDを持ってきて「こんなに面白いものがあるのか」と衝撃を受けました。当時、ダウンタウンさんを知らなかったのですが、カツキがおふたりが出演されていたコント番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』のDVD、松本人志さんの著書『遺書』(朝日新聞出版)なども貸してくれるようになって。
カツキ
お笑いの教科書だと思っていたんで「これ見ろ」「これ読め」って全部渡していました。
ヤーション
毎日一緒にいる中で、ボケ・ツッコミもやるようになって…そうなると(目指すものが)芸人しかなくなるんですよ。18歳で高校を卒業したあとは、すぐに芸人の道へは進まず、お互い同じ大学に進学しました。カツキが2年留年したのを待って(笑)、「芸人やるなら東京だ!」とふたりで上京しました。でも…。
カツキ
パチンコを覚えちゃってね。
ヤーション
そうそう(笑)。アルバイトしてパチンコして…の繰り返しで、芸人としての活動をしてなかったんですけど、話し合って『M-1グランプリ』1回戦に出ることになったんです。
カツキ
「ここから始まるな」と言ったよな。でも舐めてたんで、本番ではネタを飛ばすし、噛むしで、泣きながら帰りました。
ヤーション
「(会場だった)新宿なんて二度と来ねーよ!」ってね(笑)。とりあえずネタの練習をしていたカラオケボックスに戻って、ふたりでウイスキーをロックで飲みながら『浅草キッド』を歌いました。
カツキ
だせーな(笑)。
ヤーション
『M-1』ショックを引きずって1年くらい経ったあと、コロナが流行りはじめて、地元に帰ったんですよ。その前あたりからカツキが「名古屋から光が見える」とは言っていて(笑)、ちょうど名古屋に太田プロの養成所(太田プロエンターテインメントカレッジ名古屋校)があるのを見つけて入所しました。

ネタ見せや発声の授業で成長を実感
チャンスも目の前に!

スナイパーキトー
ヤーション
養成所の生徒は18歳の子もいれば、20代中盤の子もいますけど、年齢の差は感じないですね。
カツキ
ひとつ上の期には50歳の人もいたよな。少人数の授業で、空気はゆるいし、みんなおとなしい。だから「養成所に入りたいけど、ピリピリしてそう」と躊躇している人は、全然怖がらなくて大丈夫だと思います。いきなり大喜利を振られたり、問い詰められたりすることもないんで(笑)。本来であれば、お笑いやりたい人というのは明るい方が多いと思うんですけど、そういう人はもちろん「そっちのタイプじゃないけど、お笑いやってみたい!」という人にもおすすめですね。
ヤーション
ガヤガヤしている中でお笑いやるのが苦手な人はいいよね。
カツキ
名古屋校の授業は週1回。主に発声の練習やネタ見せがあります。
ヤーション
僕が一番ありがたいと思っているのは発声の授業です。これまで「テンションをキープしつつ話す」ということを意識していなかったので、ためになりました。
カツキ
ネタ見せの授業は、名古屋で活躍されている作家さんのほか、大阪や東京からも来てくださることがあります。僕ら20年以上の関係があるので、ネタ中にいろいろ説明を省いちゃうんですけど、それも見抜かれて「もっとわかりやすさを重視してください」「自分らだけで楽しんでいるだけだよ」と具体的にダメ出しもしてくださいました。
ヤーション
あと、養成所のときからチャンスが多いのも特徴だよね。
カツキ
ネタ番組やショートネタコーナーのオーディションはもちろん、名古屋なので、東京に動画を送って観ていただくこともできる。確かにチャンスは多いのかもしれないですね。

在学中にレギュラー番組獲得
東京再上陸を目指す!

36号線
ヤーション
そうやっていろんなオーディションを受ける中、30分のラジオ番組『ハイアーハイアー!』(CBCラジオ/21:00~)のオーディションに合格し、現在は水曜日を担当させていただいています。ぜひ、聴いていただきたいです!
カツキ
松本さんがパーソナリティーをされていた『放送室』(TOKYO FM)、『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)など、何回も繰り返して聴いていたので、ラジオの仕事は嬉しかったです。
ヤーション
僕、プロ野球「東京ヤクルトスワローズ」のファンというのもあって、昔から『CBCドラゴンズナイター』の「中日×ヤクルト戦」をよく聴いていたんですけど、まさか子どものころから聴いていた憧れの局でラジオができるなんて、思ってもみなかったです。
カツキ
ラジオというのは、リスナーさんからくるメールを読みつつ進めることがほとんどだと思うんですけど、僕らは知名度が一切ないので、最初のころはメールが来なかったし、SNSの反応もなくて、自分らだけで話している状態でした。ただ、最近はラジオの中で生まれたフレーズがSNSに書きこまれたり、メールも増えてきたりして、すごくありがたいです。「スターだな」と思いますね。
ヤーション
バカじゃねーの(笑)。当面の目標として、まずはスナイパーキトーを知ってもらいたいので、これからもラジオの仕事や劇場で頑張っていきたいですし、いつかは東京に返り咲きたい!
カツキ
在学中にいきなりラジオのレギュラーが決まって、トークのネタを一生懸命作るわけですが、今は漫才やコントも頑張らなきゃいけない時期。太田プロライブに出ると、成績が良くないこともあるので、まずはネタをメインにしつつ頑張りたいと思います。
ヤーション
こうやってチャンスは転がっていますし、お笑いに自信がない人でも通える養成所なので、迷っている人にはすごくいいと思います。
カツキ
確かに一歩踏み出すのにいい場所だと思いますね。成功するのが一番だけど「ダメだと思ったら、卒業後に芸人を辞めちゃってもいいんじゃない?」と思います。迷って躊躇するくらいなら、まずはやってみて諦めてほしい。
ヤーション
なに最後にカッコいいこと言ってんだよ(笑)。
取材ライター 浜瀬将樹(はませ・まさき):1984年生まれのライター。各エンタメサイトにて、お笑い、ドラマ、映画などのコラムやインタビューを担当している。
考える時間は有効、悩む時間は無駄。
さぁ、いざ、ステージへ!!